Our Story 私たちのあゆみ

マザーズシステム・ジャパンは、
映像や音声をはじめ、
「時空を超えて○○を届ける」会社です。

1980年代のカセットテープ時代から、私たちは収録や制作の現場に携わってまいりました。
メディアの形や価値が変わっても、培ったノウハウは時代とともに受け継がれ、
高い技術力とクオリティにこだわる私たちの礎となっています。

What’s “Mothers”? 「マザーズ」からはじまった
「マザーズシステム・ジャパン」

昭和後期のカセットテープ時代。
マザーテープ量産同時録音デッキ「マザーズ」を開発しました。

マザーズシステム・ジャパンのはじまりは、同時録音デッキ「オーディオマザーズ」から。1970年代に普及したカセットテープは、音を記録できる便利なメディアとして、幅広いシーンで活用されていました。しかし録音はできても、ダビング(複製)は劣化を伴い時間もかかる上、多数の人が同じデータをすぐ共有するのは難しいことでした。

当社創立者の首藤健次は、若い頃より多数の特許を取得していたような、発想力に富んだ人物です。カセット時代は録音スタジオ経営に携わっており、そこでとあるアイデアを思い付きました。スタジオのレコーディングでは、アーティストやスタッフが長い期間をかけ作品づくりに取り組んでいました。当日の録音成果を各自すぐ持ち帰ることができればよいのですが、カセットを人数分かつ短時間で用意できる手段はありません。

“一度に複数録音できる機械があれば、喜ばれるに違いない”
そんな首藤の発想から生まれたものが、のちにリリースされた「オーディオマザーズ」です。

1987年発売・オーディオマザーズ

環境、時代、タイミング。
さまざまな要素が構想を現実へと導きました。

実際にマザーズが商品化したのは、発案から8年後のこと。
1984年、首藤は仕事で横浜の町工場をコンサルティングし、「YDK/横浜電子工業」と社名を改め立て直すと、同社専務取締役となって経営革新を成功させました。一方世の中はプラザ合意の影響で、YDK含むメーカーはコストダウンが求められる状況へ。そこで景気や為替相場変動に影響されない企業を目指し、新たな事業のひとつとして「自社ブランドのAV機器リリース」を打ち出しました。発案から数年を経て、例の「複数同時録音機」を実現する機会が巡ってきたのです。

商品化にあたっては技術が不足していたため、音響技術者を含むチームを結成し、開発に尽力しました。社外にも協力を仰ぎ、当初はリスク懸念や制止の声もありながら、最終的にソニー、ムサシ工業、アルプス電気、第一通信工業という各社および関係者の心強い支援に恵まれ、「オーディオマザーズ」は大変性能の良い仕上がりで完成しました。
ネーミングは「マザーテープがたくさん取れること」に由来し、1台で10本の同時録音、デッキを重ねれば何10本もの録音が可能で、2倍速ダビング機としても使える、画期的な商品の誕生でした。

数百本の同時録音を実施するようす
フリーダムスタジオ メカデッキ コントロール部 メカデッキにパネルを取り付けたところ

1987年・オーディオマザーズ誕生。
事業拡大と、マザーズシステム・ジャパンの設立。

「オーディオマザーズ」は、1987年10月に正式発売となりました。前代未聞の同時録音機は、会議やコンサート、イベント会場等あらゆる現場で重宝され、確かなニーズにマッチして高評価を得ました。しかし「デッキより即時量産されるカセットだけが欲しい」という声も多く、マザーズを使った〈現場での録音実務+テープ販売〉も主力サービスとして展開するようになりました。当社が誇る豊富な現場経験は、この時を境に培われていくこととなります。

翌1988年にはマザーズを担当していたYDK AV事業部が分社化し、当社「マザーズシステム・ジャパン」が設立されました。大量同時録音・録画に関する特許の取得、フランチャイズ化、ニューヨーク進出など、マザーズは事業拡大しながら、多種多様なシーンや業界へと拡がったのです。1992年にはVHSビデオテープによる同時録画に対応した「ビデオマザーズ」を開発し、映像分野に参入。ブライダル業界で成果を重ねつつ、現在も続くパシフィコ横浜での常駐、通信ビデオ講座の教材制作ほか、改良版マザーズのリリースや業務管理ソフト開発など、音声・映像収録において大小/地域/種類を問わず、時代の変化に合わせながら、幅広い領域にわたり実績を重ね続けました。

マザーズシステム・ジャパン 旧ロゴ
マザーズのロゴ入りカセットテープ ビデオマザーズ V-1010 ビデオマザーズによる収録風景 オーディオマザーズ マークⅡ

アナログからデジタルへの移行、
時代を半歩先行くメディア制作集団へ。

同時録音・同時録画という世界唯一の商品「マザーズ」でしたが、デジタル時代到来に伴い、その役目は2000年ごろに終わりを迎えました。マザースの優位性は「音質・画質劣化がないマザーテープのリアルタイム量産」にあり、アナログでこそ真価を発揮する商品だったためです。

音声から映像へ。そしてビデオ、DVD、ブルーレイ、ストリーミングへ。
媒体は変わっても、培ったノウハウは時代とともに受け継がれ、高い技術力とクオリティにこだわる私たちのサービスの礎となっています。これまでの軌跡や、数々の挑戦があります。
多岐にわたる現場での経験と時代への適応性は、私たちの強みです。そして技術やノウハウだけに終始せず、人と人との関わりを大切にする姿勢、一つひとつに真摯に向き合う精神もまた、私たちの仕事に息づいています。

メディアの形や価値は大きく変化し、その進化は今なお止まることがありません。
私たちは新時代のメディアに順次対応し、「半歩先行くメディア制作集団」として、常に邁進し続けています。

オーディオマザーズ マークⅡ
オーディオマザーズ マークⅡ

「時空を超えて
◯◯を届ける」

マザーズシステム・ジャパンは、
映像や音声をはじめ、時空を超えて
さまざまな価値を提供いたします。

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